《9/17〜19に千葉県大多喜にて開催しました「山寺ヨーガ合宿」のリポートです》
最終日の朝。
朝日と共に、近くの平沢ダムまでウォーキングをしました。
今回の合宿は、完全に!パーフェクトに!お天気に恵まれました!
疑いようもなく、お天気の神様が、私たちに味方してくれたとしか思えません!
余談ですが・・・・
9/20くらいから関東にやってきた台風、覚えていますか? すごかったですよね。
電車が止まって、帰れなくなった方もたくさんいらっしゃいました。
合宿が終了した翌日から、あの数年来の激しさの大きな台風がやってきたんです。
合宿が終わるのを待っていたかのように!
ああ!神様!仏様!どうもありがとうございます!
お話は合宿に戻ります。
まだ少し薄暗いうちに、境内に集合しました。
今回も、「自由参加」でしたが、ほとんどの皆さんが参加してくださいました。
たしかに眠いけれど、早起きする・・・ってワクワクします。
とくに、非日常的な場面だと、いつもと違う世界、見たこともない景色や色や匂いが楽しめて、本当に楽しいです。
皆さんには、近くにある「平沢ダム」まで歩いていただきました。 片道20〜25分くらいでした。
言葉を発せず、自分の呼吸のリズムと、足のリズムを合わせていく「瞑想ウォーキング」です。
呼吸と、足のリズムだけに集中をしながら歩きます。
これが、簡単そうに見えて、とっても難しいんです。
ついつい、いろんなこと考えてしまいます。
朝日の上がる時間にするのが一番好きです。
歩くこと、息をすること・・・・に集中して、ふと・・・気がつくと、だんだん、辺りの「色」が代わってきます。
今までモノトーンだった世界が、徐々に色づいていって、気温も少しずつ上がっていくのがわかり、自分自身の体温も、運動とともにだんだん温かくなってくるのがわかります。
本当にゆっくりと少しずつ、明るいほうへ・・・・温かいほうへ・・・・自分も世界も変わっていくのです。
「希望」にも似た、湧き立つような感情が現れます。
ゴール地点が「水」というのも素敵です。
海とか、湖とか、ダムとか、水があるところは、なぜだか落ち着きます。
ゴール地点の平沢ダムでは、みなさんの清々しい表情を見ることができました。
日頃あまり運動されない方、疲れたでしょう、おつきあいありがとうございました。
参加者のかた二人が、「太極拳」を披露してくださいました。
大自然の背景と、とってもよく似合います。
ゆったりとした動きと、雄大な山々が実によくマッチしています。
中国に留学していた参加者の方が教えてくださいましたが、中国ではあちらこちらの公園で、こういう風景を見るそうです。
お寺までの帰り道は、来る時よりも時間をかけて、のんびりとおしゃべりしながら歩きました。
犬がワンワン鳴いていたり、軽トラックしか走っていなかったり、座っているおばあちゃんに話しかけたり、「せせらぎ橋」で川のせせらぎを聞いたり、まるで、子供に戻ったように、様々なものが新鮮に感じられ、ワクワクが止まりません。
皆さん、だいぶ打ち解けてきて、楽しそうに会話をしながらウォーキングしてらっしゃいました。
朝日を浴びて、空気も、みなさんの表情もキラキラしていました。
午後にはバスに乗って帰らなければいけない・・・という事実が頭をかすめ、こうして出会った仲間たちとお別れする時間が近づくにつれ、名残惜しさが大きくなってきます。
(続く)