2011年09月30日

山寺ヨーガ合宿 その8「星空浴と炎の瞑想で浄める」



《9/17〜19に千葉県大多喜にて開催しました「山寺ヨーガ合宿」のリポートです》


美味しい美味しいお食事に、おかわりを何度もして夕飯を終えました。

本当に大満足のお食事をいただいて、ありがたいです。

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夕飯後は、「キャンプファイヤー」と銘打ち、「炎で心を鎮める瞑想」を行いました。

ヨガマットを担いで、外に出ます。

小さな街頭がひとつしかない参道は、とても暗くて、目を凝らして足元を見ていても、つまづきそうで少し不安になるほど。

少し下にある広場まで、坂道を降りていくと、もう皆さん、ヨガマットを敷いて座ってらっしゃいました。

「流れたっ!」

という声につられて顎をあげると、頭上には、広ーい夜空の上に、みたこともないくらい、物凄いたくさんの星の光が瞬いています。

黒いはずの夜空が、白っぽく輝いています。

東京で見る空と、同じなはずなのに、初めて空を見上げたように感動します。

「火を焚く前に、ちょっと星空を浴びましょうか」

皆さんに仰向けになっていただいて、しばらく、全身で星屑を受け止めました。

すごくすごく遠くにある星たちだというのに、とても身近に感じました。

まるで、こちらに降り落ちてきて、すぐ脇にも、すぐそこにも、静かに瞬いきながら私たちを包んでいるような感覚になりました。

「流れ星、みた? お願い事した?」

と、あちらこちらから聞こえてきます。

穏やかな時間を、この星空がわたしたちにプレゼントしてくれています。

まさに、「星が降ってくる」という表現がぴったりとあてはまる、素敵な時間でした。

あの遠くの星も、私たちのこの地球を見ているのかな。

この大宇宙の偉大さを改めて感じ、まあるい夜空に浮かびました。



*****

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薪を重ね、火を焚きます。

徐々に大きくなる炎に、知らずに高揚に似た気分になります。

まずは、炎に向かって、自分自身のいらないものを捨てて行きました。

お腹の中にたまっている、様々な不必要と思うものを、引きはがしてポイポイ、炎に投げて行きました。

あとからあとから出てきて、きりがないほど。

ためこんでいるものは、いったい何なのか。

炎は尊い。

燃やしてくれる、温めてくれる、灯りをくれる、浄めてくれる、人に与えることができる。

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炎を中心に円を作り座ります。

こんなに静かで、やさしい夜があって、よいのだろうか・・・という気持ちになります。

時間がゆっくりとゆっくりと流れていきます。

閉じている瞼の裏側に、炎の温かさ、赤い光を感じます。

意識が徐々に集中していきます。

心が穏やかに、温かくなります。

頭上には、満点の星がシンシンと、わたしたちを見守っています。

(続く)







posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 【合宿】2011山寺ヨーガ合宿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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