2011年09月23日

山寺ヨーガ合宿 その3「アーユルヴェーダ食で浄める」


≪2011.9.17〜19 千葉大多喜妙厳寺で行われた合宿のリポートです≫


さて、前回のリポートでご紹介した「竹箸」でおいしくいただきました、合宿中のお食事は、インドの科学アーユルヴェーダを基とした和食のものでした。

本場のアーユルヴェーダ食は、インドのものですので、スパイスが効いていたり、ちょっと辛かったりするのですが、それをお料理担当のかたが、日本人の口にも合うように和風にしてくださいました。

厨房の担当者のかたは、たったお一人で朝昼晩、20人分のお食事を作ってくださって、本当に頭が下がります。



僧侶の方が木槌で「カンカンカンカーーーーン!!!」と木板を打ちならすと、お食事の時間の合図です。

これ、鳴らすのやってみたかったなぁ〜。

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お料理を作るのはすべて厨房担当の方がやってくださったので、わたしたちは、配膳をしていきます。

皆さん、順番にお食事当番になって、配ぜんと後片付けをします。

「共同作業」が、人間同士の心を近づけますね。

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お食事のルールとして、「いただきます」と、「ごちそうさま」の感謝の祈りをします。

「みほとけに感謝し ありがたくこのお食事をいただきます いただきます」

「この命を無駄にすることなく 日日の勤めに励みます ごちそうさまでした」

お食事のたびにこのお言葉を声にしていると、なぜか耳に、心に残り、普通にお茶菓子を食べるときさえも、言いたくなってしまいます。

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すべて食べ終わると、お茶碗にお茶を入れ、沢庵でお茶碗を洗います。

「洗う」というと、なにか汚いものを綺麗にしている・・・というようなイメージがありますが、そうではなくて、「命の端くれさえも感謝してすべていただく」という意味で行います。

本当に、そのとおりだな、と思いました。

私達の口に入るものは、すべて「地球の生き物」であり、その命をいただいているわけですから、感謝して、残すことなくいただかなければいけませんね。

いただいた命を無駄にすることなく、「生きる」ことに誠実にならなければいけないな、と気づかせていただきました。

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そして、もう一つのルールは、サイレントイーティング・・・・声を発せずお食事します。

口に入れたものを味わい、感謝し、口の中の感触や、微妙な味の変化、噛むときの音を楽しみながら、しっかりと命をいただくのです。

食べながらの瞑想とも言えます。

これが、とても新鮮でした。 きちんと食べる、しっかり味わうことで、いま、口から入ったものが、より一層、身体と心の栄養となるのです。

テレビやラジオ、携帯やインターネットがないところで、静かに暮らす幸福感を味わいました。

丁寧に過ごす・・・って、心が喜びます。


(続く)

posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 【合宿】2011山寺ヨーガ合宿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まだ あのお箸を使ってます。
何か手に馴染んでしまって・・・

お食事の時の無言
噛む音が未だ耳に残ってます。

Posted by おたがい at 2011年09月23日 12:05
おたがいさん

合宿ご参加、お疲れさまでした!
主催者のわたしが言うのもおかしいですが、本当に、楽しくて充実していました。
丁寧に時を過ごす・・・って
心に気持ちがいいですよね。
日常でも、続けていけれたらいいな、と思う習慣です。
インドでは、毎日、毎食、行うんですよ。
Posted by ユキ at 2011年09月23日 18:45
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