2011年09月21日

禅のお言葉



「可も無く 不可も無し」


語源は儒家の始祖である孔子の「論語」にあり、

『チャレンジしてみる前から「これはいい結果をもたらす」「いや、なんの役にも立たない」などと考えてはいけない。まずやってみればいいのだ』

というのが本来の意味です。

人生には、やってみなければわからないことが、たくさんあります。

そもそも、「成功すること」「幸せになること」を強く望みすぎるから、かえって「失敗することへの不安」も、重く心にのしかかってくるのです。

ですから、何かを始めようとするとき、「成功するか、失敗するか」「損するか、得するか」などと考えない方がいいのです。

「失敗したからといって、命までとられることはない。その時は、またやり直せばいいじゃないか」と、楽観的に考えていくのです。

やってみて、結果が出てから、次のことを考えればいいのです。

未来の自分まで否定することはありません。

未来の自分は可能性に溢れているのですから。

植西聰 著
「いいことがいっぱい起こる! 禅の言葉」より
posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ハートに共鳴する「お言葉集」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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