実は先週、山梨で自動車事故に巻き込まれてしまいました。
交差点での出来事でした。
わたしは直進していて、交差点で右折を待っていた車が突然右折してきましたので、わたしは止まり切れずに衝突してしまいました。
山梨って、車の運転が荒っぽいですよね。特に右折。 右折車に当てられたのはこれで3度目です。 前回は原付に乗っている時でした。 前回二回とも、私が倒れて、無傷でしたが。
今回、法定速度以下で直進していたわたしには、まったく非がないので、調査に来られた警察官の方も「お気持ちはわかりますよ。ユキさんはどうしようもないですよね。運が悪かったですね。」と同情してくださいました。
しかも、左手の横断歩道には電動カーに乗っていた歩行者もいて、急ブレーキをかけたのですがよけきれず、右折車と歩行者の両方にぶつかってしまいました。
幸い、右折車の運転手も無傷で、歩行者の方には電動カーに車がぶつかり、直接人間にはぶつかっていなかったので、軽いけがですんだようです。 救急車で運ばれて行きましたが、後日、ご挨拶に伺いました。
今回の事故はいわばわたしも「被害者」ともいえますので、けがをされたかたにご挨拶に行きましたらとても恐縮してらっしゃいました。
人それぞれ考え方が違うから仕方のないことかもしれないのですが、事故の原因を作った「右折車の運転者」が、けがをされた方に電話も面会もしていない・・・とお聞きして、とっても不憫に思えました。 けがをされた方は、やりきれないお気持ちでしょうね。
まだ、保険や車の修理などの細かい処理が続きますので、生活が慌ただしくて、なんだか落ち着かず、少し疲れてしまいます。
車同士で衝突する・・・なんて「人生に一度、あるかないか」くらいの、とても大きなアクシデントですので、かなり動揺したのですが、事故直後はとても冷静に対応し、的確な行動をしていました。
客観的に自分をみつめて、落ち着いて対処できている自分に驚きました。
まさに、これはヨーガの恩恵といえるでしょう。
自分自身の意識化を日頃しているので、泣いたり、いらだったり、落ち込んだりという「感情」に振り回されずに済んだようです。
あんな大変なときだったというのに、レッスンや、養成講座、日々の雑務、メールや電話の応対、契約企業とのやりとりなども、普段通りにきちんとこなしていました。
ヨーガの智慧を、体感し、実践しました。ありがたい恩寵です。
でも、感情のコントロールはできたものの、肉体のほうはショックを隠しきれなかったらしく、月経のような出血が2日続きました。
それにも驚きでした。
体というのはとても素直なんだな、と感じました。
多忙で、睡眠もあまりとっていないわたしの身体、がんばってくれているんですね、ありがとう。
さまざまな意味で、よい、学びとなったアクシデントでした。
その後のお身体の調子はいかがでしょうか。
事故後の後始末やご挨拶に関しては、人柄が
表れますね。
私は、影響が今も残る頸椎を傷めた事故では、
相手に私が悪いように責められたり脅されたりして、
当時はオロオロするばかりでした。
ヨーガを学んでから振り返ると、なぜ相手が強い態度に
出たのかとか、自分のこととか、見えてきました。
首は治らないけど、そこに固執しなくなれたのは、ヨーガの智慧が導いてくれたと思います。
ご心配ありがとうございます。
わたしは無傷ですのでご安心ください。
私が原因を作ったのではないとはいえ、
歩行者にあたってしまったのは、私が運転する車なので、人を傷つけてしまった、というショックが残りました。そこから、さまざまな内観ができました。
よい学びの出来事でした。