2011年02月08日

総合格闘技 応援観戦

一昨日の日曜日、ディファ有明で行われました「パンクラス」という総合格闘技の観戦に招待していただきました。

プライベートセッションを担当させていただいているクライアントさんが、選手で試合に出るということで、応援にいかせていただきました。



何を隠そう、わたしはむか〜し昔、キックボクシングをかじっていました(!!)が! それも、16年前の話です。 意外でしょ〜!? 今は、その「闘争」の雰囲気は、影も形もないと思うのですが。

でも、当時はシェイプアップのためにキックボクシングをしていたので、相手と殴りあうことは拒否して、シャドーかサンドバックで楽しんでいました。

もともと、バイオレンスなことはとっても苦手なので、自身で戦うこともなかったし、映画でも、闘争シーンになると、すぐに怖くて泣いてしまいます。

「闘」と名のつくものからは、対極の位置にいる・・・と自身の職業を分析していたわたしですが、ご縁がありまして、今回、試合を観戦させていただくことになりました。

実際に体験させていただくと、対極・・・ではなく、むしろ同極なのではないか?・・・と感じさせられ、自身の偏見を反省する、よい体験となりました。



試合前には、「わたし、大丈夫かしら? 泣いたりしないかな? ちゃんと見ていられるかしら?」とドキドキ、ちょっと心配でしたが、初めての格闘技観戦は、想像とはまったく違いとても集中して楽しめました。

イメージしていた「格闘技」というと、殴りあったり蹴り合ったりして、とても痛そうで、目を背けたくなるもの・・・・と想像していたのですが、実際には全然、違うんですね。

一言でいえば、「集中力」だと感じました。 目を背けるどころか、夢中で、目が釘付けになりました。

とくにパンクラスは「総合格闘技」というらしく、急所や人道的でないこと以外はなんでもありなようです。

ですので、殴り合う・・・・というよりも、集中力と、気のバランスの争い・・・だと感じました。

肉体を使って闘うわけですが、実際には「心と意識」で対戦している・・・・と感じました。

とても興味深く、集中して応援させていただきました。

いただいたチケットに指定されていた席は、リングのすぐ近くだったのですが、わたしには近すぎてちょっと刺激が強すぎましたので、観客席の一番後ろのほうに立って、全体が眺められる所で観戦していました。

リングの中の選手もそうなのですが、レフリーや、脇でカメラを構える報道陣、セコンドのかたがた、観客席から応援するかたたち、あの空間のすべてのかたの「緊張感と集中力」が部屋の中全体の空気を鋭くしていました。

すごい、体験でした。 想像とは全然違いました。

あの、「集中力のエネルギー」で膨張している空気はなんともいえず、とてもよい刺激になりました。

格闘技観戦、とても素晴らしい体験をさせていただきました。 衝撃的でした。 「人間」について、さらに興味が深まり、前とは違う観点で見れるようになる気がします。



クライアントの鹿又選手は、普段はとても謙虚で穏やかな感じの方です。 試合のときは、ものすごく逞しくて、彼の肉体と精神の強さに驚きました。

パンクラス2









強い選手というのはきっと、礼儀正しくて、まじめで、懐が深い方なんでしょうね。 すごいなぁ。

彼は見事、勝利しました! よかった!

ド素人のわたしから見ても、彼の圧倒的な強さはわかりました。 開始してからもうすぐに、相手は手も足も出ませんでした。

パンクラス1








集中して闘う姿が、とてもとても美しかったです。 日ごろ、すべてを捧げて、練習されているんでしょうね。 素晴らしい。

勝利、おめでとうございました!!

パンクラス3


  




posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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