育てたかたの写真もコメントも、きちんと表示されている産地直売店で、5個で80円でした。
とっても安くて、嬉しくなりました。
お家に帰って、さっそく、浴槽にお湯をため、「ゆず湯」にしました。
3個をお湯に浮かべ、あと残りはまた次回、使うことにしました。
うきうきしながら温かいお湯につかり、読書をしました。
汗がたくさんでてきて、ゆずのやさしい香りに包まれて、気分がますます爽快になりました。
ふと気付くと、いつもゆずは近くにいます。
この子たちは、どうしてわたしの近くに寄ってくるんだろう。
向こうのほうに、手で押して、移動させても、押しやっても、また、ゆるゆるゆる、とわたしのほうへ揺られてくるのです。
しばらく、向こうの端っこのほうにおとなしくしているな・・・と思って読書に集中していると、知らないうちに三個とも、わきの下のあたりでぷかぷか浮いていたりするのです。
いつのまに・・・! わたしに気づかれないように、どんぶらどんぶら、上手に近づいてくるんです。
君たちは、そんなにわたしの近くがいいのかい。
読んでいた本を閉じ、冷えていた手をチャポン、と温かいお湯の中に入れ、健気なゆずたちを手に持っては離し、かきまぜては沈め、しばらく相手をしてあげることにしました。
お湯の中で腕をゆらゆらと動かすと、ゆずたちは、くすぐったそうにふわり・・・とかわしていきます。
そしてまた、わたしのそばに張り付いて、小刻みに揺れ、まるでクスクス・・・と笑っているようです。
注意をむけられるのが、とっても嬉しそう。
ひとつを手にとって、やさしく握ってみました。 まるで、ぎゅっと抱きしめるように。
ぼこぼこの皮に、じゅうっ・・・・と、果汁が染み出てきて、ふんわりとよい香りが鼻腔をかすめます。
ああ、いい香り。
その子を離し、次の子も、最後の子も、同じように手のひらで抱きしめてあげます。
ゆずの香りに頭のてっぺんまで包みこまれます。
ああ、幸せだぁ。
かわいいゆずさんたち、どうもありがとう。

幸せを感じさせる食べ物っていいですね!
わたしは何だろう・・最近幸せを感じた食べ物笑
コメントありがとうございます!
安いでしょ〜〜、それだけでも幸せになっちゃいますよね(笑)
お食事は食べているときの気持ちが栄養になるそうですよ。
だから、「おいしいな」って気持ちで食べると、どんどん元気になるんですって!