2010年11月29日

自転車で世界を駆ける



昨日、さまざまな所用があって、あちこちに行って用事を済ませました。

夜に伺った場所で、夕飯をごちそうになり、会話を楽しんでいると・・・・玄関からどなたかが入ってきたようです。

ちょうど、そのお宅の家主の方は席をはずしていましたので、わたしが応対をするため玄関へと向かいました。すると、なんとも奇妙な風体の方がそこに立って、私を見上げてらっしゃいました。

ぼさぼさの長髪の白髪でバンダナをし、眼鏡の奥の青い目は日本人ではなくヨーロッパの方のお顔つきでした。

ウインドブレーカーのようなジャケットと、なんと、長ズボンではなく、太ももが全部出るくらいの短パンを履いて、寒そうにしていました。

この寒い夜に、なんという格好・・・・!

まず、見た目で驚いたのですが、そのかたがわたしに、一枚のカードを差し出したのです。見ると

「私たち二人はフランスから自転車で5年間、旅をしています。お金がありませんので、どうか一泊、お部屋を貸してください。寝袋はありますので、お部屋を貸していただくだけで十分です。」

という内容が日本語で書かれたカードでした。

半開きになった玄関の開きドアの向こうには、奥さんらしき女性が、同じように太ももを全部出す短パン姿で凍えそうに立っていました。

「とにかく、いまこのうちの方を呼んできますから待っててください。」

そのフランス人のご夫婦は日本語は喋れないようでしたが英語が大丈夫だったので、会話ができました。



そのご夫婦は、もう5年も自転車で世界を旅していて、これからあと8年くらいかけてさまざまな国をまわるそうです。

ということは、なんと全部で13年! この短パンで自転車に乗って旅人生活!

うわぁ〜〜、すごいな〜〜〜!!

今までに、ロシア、中国、韓国、などを経て日本にたどり着き、この先は、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、インド、ネパール、などをまわったあとにカナダに飛ぶそうです。

自転車を連れての旅なので、すべてフェリーでの移動だそうです。

すごいな〜〜!! すごいな〜〜!! 憧れちゃいます!!

いろんな人がいるんだな〜。 人生をこんなふうに楽しむ方法もあるんだな〜。 驚愕の出会いでした。

お二人は、そのお宅に一泊お世話になることになり、夕飯を一緒にいただきながら、いろいろなお話を聞かせてくださいました。

これまでも、こうしてたくさんのかたの親切で過ごしてきたそうです。

「一回も野宿したことはないの?」とお聞きしたら、「いつもどなたかが泊めてくれます」と。

得体のしれない外国人のかたに、みんなが手を差し伸べてあげている・・・、人間の親切心、思いやりは、今もまだ捨てたもんじゃないな、と感心しました。

なんとも、おもしろい出会いでした。

翌日もまた、朝早くからでかけ、自転車で関東をめぐるそうです。

安全でよい旅を! ボンボヤージュ!ボリドゥー&イザベル!

自転車の旅人

posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 心あったかもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「田舎に泊ろう」って番組でさえ、なかなか泊めてもらえる場所が見つからない時があるのにすごいですね☆

もちろん、働く事も大事ですが、自分のやりたい事をやり通す事も大事ですよね。
このようなご夫婦、尊敬します。
Posted by ツカハラ at 2010年11月29日 09:22
素晴らしい生き方ですね。
本当にそういう方がいらっしゃるなんて!
またそこに居合わせ、yukiさんが出迎えられたこともミラクルですね。
Posted by はるにれ at 2010年11月29日 10:50
ツカハラさん
コメントありがとうございます。
53歳とおっしゃっていたので、さまざまな経験を経て、残りの人生を楽しもう!と決起したのでしょうね。素晴らしいですよね!

はるにれさん
お久しぶりです〜。お元気ですか?
本当に、あこがれる生き方ですね!
わたしもチャレンジしちゃおうかな・・・と本気で考えましたよ。あは
Posted by ユキ at 2010年11月30日 13:03
唐突に申し訳ありません。フランス人ご夫婦の自転車世界1周で検索していたらヒットしたので、失礼を承知でコメントいたします。実は、今日の午前10時ごろ、この御二人を浜松市内(湖西よりの国道1号線沿い)でお見かけしました。ご主人の自転車には、「2006年から自転車で世界1周をしているフランス人です・・・」と書かれたポスターらしきものがあったので、「こりゃまたスゴイな!」と思い、営業車(スズキエブリー)ですれ違い様に軽くクラクションを‘プップッ’とやり、自分なりのエールを送り、手を振り合いました。それでも、何か元気つけるものはないかと、コンビニでペットボトルのミネラルウォーターを2本購入し、再び、御二人に近づいて差し上げました。勿論、私はフランス語など、一言もしゃべれませんので、「頑張ってネ!」と日本語でエールを送りました。御二人ともに、半ズボンは良いのですが、奥さんのフトモモの太さには圧倒されました。これから、ますます寒い季節なのですが、無事日本を走破し、元気に世界旅行を続けてもらいたいものです。今頃は、愛知県内でお休みされているのでしょう。突然のコメント申し訳ありませんでした。浜松の目撃者より・・・
Posted by 臼田丈晴 at 2010年12月21日 20:22
臼田丈晴さん

ようこそお越しくださいました。
そうですか!あのお二人は今、浜松ですか!
私がお会いしたのは山梨でしたが、そのあと、富士山をまわって、東京に行く・・・とおっしゃっていましたが、きっと、路線変更されたのでしょう。
この寒さですので、南へと向かったのでしょうね。

短パンでよくがんばってらっしゃいますよね。
足がしもやけで真っ赤だったのを覚えています。
また、日本のどこかでお会いしたいなぁ。
そして、どこかで見かけた方は、応戦していただきたいですね!
無事、世界を駆けて、ご実家フランスの娘さんのもとへ健康で帰宅していただきたいです。

書き込み、ありがとうございました。
嬉しいご報告、感謝です☆
Posted by ユキ at 2010年12月22日 07:42
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック