いくつも、お勉強しています。
なんとなく
シャーペンより、えんぴつを使ってみよう
と、HBのトンボえんぴつをたくさん買いました。
ケース付きのちいさな鉛筆削りも一緒に。
キャップも。
書く → 芯が丸くなる → 削る → 鉛筆がちいさくなる
という、シンプルなサイクルが、なぜだか、心を和ませます。
そういえば、昔、やっぱり、えんぴつを好んで使っていた時期がありました。
あのときは、鉛筆を削るのが好きで、カッターでシャッシャッ、とよく削っていました。
わたしは、そういう、手間のかかることが好きなのかもしれません。
オレンジやリンゴをランチとして携帯することがよくあります。
果物ナイフで皮をむくのが好きなんです。
むくときの、あの、のんびりした気持ちになるのが好きです。
そのむいているときの果物の匂いも、なんとも言えず大好きで、気持ちが落ち着きます。
バナナじゃだめなんです。
ささっ、とむけちゃうから。
えんぴつも、自分の手で、カッターで削るときの、あの、のんびりした気持ちが好きです。
たとえ忙しい時間の合間だとしても、その時間だけ、なんだかゆったりとして感じます。
左右を揃えるために、えんぴつを左右からくまなくチェックしたり、
芯の先端をとがらせるように、力加減を工夫したり。
「プロセスを楽しむ。」
どうでもいいと見えてしまう時間の使い方が、
じつは、「心のゆとり」には、とても大切だったりします。