2010年02月08日

スウェーデンより

スウェーデンに住むスウェーデン人の友人がいます。

彼とは、台北を旅している時に会いました。

たまたま、同じ宿だった彼と、話を交わすようになり、お互いひとり旅だったので、すんなりと打ち解けました。

わたしが「ひとり旅」を愛している理由のひとつは、こういった「人との出会い」もあります。

とくに外国では、知らない人同士でも、みなとてもフレンドリーで、「出逢い」を大切にします。

一緒に食事をしたり、観光をしたり。

楽しい旅のエッセンスとして、出逢いを楽しんでいるのがわかります。

残念なことに、日本の文化ではあまり見られないことです。

そういった「旅のスパイス」が好きなわたしは、ひとり旅ではいつも、わざわざバックパッカーが泊まるようなユースホステルに泊まることが多いです。

料金が安い、という理由だけではなく、いろんな国の方と知り合いになれて、とても楽しい思い出ができるので。

言葉は通じなくても、コミュニケーションはとれますし、心は通じちゃうんですよねー。

もし、大金持ちになったとしても、きっと、ユースホステルに泊まるだろうな、と思います。



そのスウェーデンの友人とメールなどで連絡を取り合っているのですが

彼が、一冊の本をお勧めしてくれました。

おもしろいから読んでごらん、と。



タイトル、そして、彼の説明する簡単な解説からすると、わたしの好きなど真ん中の専門書でした。

ほほう、いいね。

さっそく amazon.com で調べたのですが、その本は見つかりませんでした。

彼に「みつからないよー」とメールをしたら、「このwebサイトから注文してごらん」、とURLを教えてくれました。



その本の販売サイトから、インターネットで注文をした次の日のこと。

わたしのメールボックスに、知らないかたからメールが来ました。

なんだろう?ジャンクメールかな?

と思い、警戒して開いてみたら・・・・・



「ご注文ありがとうございました。」

という内容の文面でした。

ああ、そうか、あの注文した本の関係か、と一安心して読み進めました。



「ところで、日本のお客様からご注文いただいたのは初めてのことです。

すぐに本を送らせていただきますが、宛名はどう書いたらいいのでしょうか?(わたしは注文の時に、日本語と英語の両方を入力しておきました)

私は日本語を見たのが初めてですので、これを宛名に書く自信がないので、英語で書いてもいいですか?

日本では、英語で届きますか?

また、このWEBサイトはどうやってお知りになったのか、差し支えなければ教えてください。

私の本に興味を持って下さってどうもありがとうございます。そして、わたしの本を読んだら感想を聞かせていただけたら嬉しいです。」



と、いうような内容でした。

最後の送信者の名前を見ると・・・・・

なんっとっ!!!

本の作者の名前があるではないですかっ!!

驚きましたっ!!

あのWEBサイトは作者の方に直接つながるものだったんですね!

わぁ〜〜〜〜〜〜

なんだか、ちょっと感激しましたー。

すごーーーーーい!



そして、

その作者の方の

「わー!日本人から注文来た!すごい!嬉しいなぁ。僕の作品をアジアの人間が読んだらどう感じるのかなぁ。知りたいなぁ。」

という、ちょっぴりワクワクしている感じも読み取れて、こちらも楽しくなりました。



こちらからもお返事をさせていただき、質問に答えたあと、またお返事が来て、そのお返事も返し・・・・・

世間話や、自分のこと、なんかも少し明かしたりして。

ちょっとした、プチ文通しているみたい(笑)

なんだか、楽しいです☆

早く、本が届かないかなぁ。

すごく自分の作品を愛しているのが感じられる、この作者の方の本を、ぜひとも読んでみたいです。

おもしろかったら、皆さんにもこのブログでご紹介しますね。



それにしても、

なんとも、変わったおもしろい出会いでした。

つくづく、人生は何が起こるか、読めないな〜。

おもしろい☆



曽根丘陵リハ16.jpg











posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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