2010年01月07日

伊勢の旅3 「内宮2」



【 2009年12月28〜31日の旅レポート 】




内宮の敷地にある別宮さんへも、もちろん訪れました。



荒祭宮へと続く階段には「踏まぬの石」というものがありました。



伊勢6

















石造りの階段のうえに、ひとつだけ見るからに不規則な石がポンと置かれています。

空から降ってきたといわれている石。

踏まないように通るそうです。

わたしが、偶然それを見つけたときは早朝でした。

それまで、何度か通っていた階段でしたが、まったく気がつきませんでした。

その日の早朝は、全然、意識していなかったのですが、ふと足元を見ると・・・・

神主さんがお水をかけたのでしょう、その石だけが濡れて、色が変わっていました。

あえて探したわけではなかったのですが、噂に聞いていた「踏まぬの石」をみつけてしまいました。

なんだか、ラッキーな気分。

ほくほくな気持ちで楽しくなってしまい、皆さんのために写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。(笑)




もう一つの別宮さん、風日祈宮へと続く橋。



伊勢66
























わたし、なぜか、この橋が大好きです。

見ているだけで、そして、そこに身を置くだけで落ち着きます。



伊勢67














橋の上で、五十鈴川を見下ろし、ひんやりした柔らかい風を受けます。

心地よくて、うっとりと眼を細めます。

はぁ〜、と知らずに、安堵のため息が漏れます。

耳を澄ますと、五十鈴川のせせらぎがやさしく聞こえてきて、

集中すればするほど、その音が広がっていくのがわかります。



伊勢24

























瀬音が「いすす、いすす・・・」と聞こえるのが、この五十鈴川の名前の由来だといいます。

風情がありますね。

しばらく、この橋の上で川の声を聞くことにしました。



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》お伊勢さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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