わたしの「真実からあふれ出る声」を聴いてください。
わたしは、クラスの中で、指導を通してメッセージを伝えています。
それは、一見異なって見えるクラスの中で、共通しているメッセージです。
私にとっては、ヨーガアーサナでも、踊る瞑想・ムーブメントメディスンでも、座る瞑想でも、舞踏のダンスパフォーマンスでも、創造療法セッションでも、すべて同じことをしています。
それは
「内なる自然と繋がる」ということです。
その「内なる自然」というのは、名前がなく、目で見える形で存在していないので、わたしはいろいろな呼び方で呼んでいますし、そして、世間でのスピリチュアルな世界でも、いろいろな名前で呼ばれています。
例えば、内なる静寂、無、アートマン、グレートミステリー、ピュアセルフ、Unbroken、小宇宙、インナーブッダ、自分の中心、大いなる自己・・・・などなど、
みなその分野のそれぞれにしっくりくる名前で呼んでいますが、でもそれはそれぞれ違うものではなく、ある一つの「それ」についてを指しています。
わたしも、それぞれのクラスの中で呼び方を変えたりすることがありますが・・・・例えばヨーガの時はアートマン、と呼んだり、ヒーリングセッションの時は小宇宙と呼んだり、座る瞑想の時は内なる静寂と呼んだり、ムーブメントメディスンの時は中心・who I am と呼んだり、
聞く側・説明する側がわかりやすいように、呼んでいますが、でも実際には、それはある一つの「それ」についてを指しています。
身体を使って、またはエネルギーや意識を使ってするワークの中で、わたしが一番伝えたいことは、
「それ」と繋がるにはどうするのか、そして、「それ」と繋がることによってなにが体と心とスピリットにもたらされるのか、ということです。
それが、私たちが快適で安心して幸せを感じながらこの地球に暮らしていく、根本の礎となると信じているのです。
思い返せば、2007年ころからずっと、わたしはその研究をしています。
2007年当時は、わたしがフランスの会社のリゾートホテルでヨーガティーチャーとして働いていた時期でした。
そのリゾートホテルでは、毎日、朝と夕方に、海に面した大自然の中でヨーガを教えていました。
自然から学ぶことがたくさんあり、肉体が「自然」に還っていくことが、どれだけ大切か・・・・ということを、身をもって体験しました。
ここから、私のこのリサーチが始まったと感じています。
ありがたいことに、これまで
「私のクラスはなんだか違う、うまく説明できないけれどなんだか普通と違って、とても良い」
というお声を、これまでの長い指導経験(ヨーガ・ダンス瞑想・座る瞑想・ダンスエクササイズ)の中でたくさんたくさんいただきました。
それは、「言葉にできないあの感覚=自分の中の「それ」と繋がる」という経験をしてくださったからなのだと感じています。
それは、言葉(マインド)の範疇を超えているので、言葉にすることができないのです。
そして、それは私がクラスを提供する中で望んでいることで、それを伝えることに心から喜びを感じています。
私は実際には「指導している・教えている」とは思っているのではなく、「経験をシェアしている」と感じています。
培った感性と経験からの智慧を、ご縁のある方々におすそ分けしているような気持ちでいます。
シェアすること・オファーすること・・・・私が持っている経験を分け与えることは、私にとって本当に喜びであり、生きていくパワーに繋がります。
参加してくださる方がいてくださることで、私はシェアすることができますので、ご縁があって私と繋がってくださる方に、本当に心から心から感謝していますし、
その感謝をグループクラスの中やプライベートセッションの中で、表現させていただいております。
「内なる自然」(いろいろな呼び方がありますが、このページではこの名前で統一しますね)と繋がる経験を通して、
デスクに座って仕事をしているのが自分ではなく・・・、コンピューターやスマホをみつめているのが自分ではなく・・・・、生活のことを考えている、いろいろなプランを立てているのが自分ではなく・・・・、
実際には、「わたし」は、地球の上に立って、地球の上で森や川や海や動物などの自然と共に生きているのだ、という大きな視野と繋がります。
その感覚を持ちながら自分自身を感じ、そして、この肉体と呼吸と心臓と血液のムーブメントを通して命を感じることで、
自分自身の生きている意味、そして、自分が何者なのかWho I amに繋がります。
すると、気持ちが安らぎ、心が安全を取り戻して、自分の中には平和が訪れます。
私たち、ひとりひとりは、世界の一部です。
世界は、わたしたちひとりひとりが構成しています。
ですので、わたしたちひとりひとりが、この「内なる自然」と繋がりなおし、どんなに大変な状況でも「平和」と繋がることができると信じることで、
世界で起こる戦争や争いは、減っていくのだと感じています。
そして、その「内なる自然」と繋がるためには、まずは、それを邪魔しているものから遠ざかる必要があります。
邪魔しているのは「マインド」そして、自分で自分を制約している「やらなければならないこと」、そして、自分で自分に信じ込ませている「自分は愛されていない」という思い、などなど。
それらの罠から自分を救出していくことが大事です。
そのために、ヨーガやムーブメントメディスンなどの身体を使ったテクニックを使って、自分自身の「いま・ここ・わたし」に戻ってくる必要があるのです。
ヨーガのポーズでは、しっかり根を張って、そして、天に向かってしっかりと伸び上がらないと、きちんと決まらないポーズがたくさんあります。
ですので、ポーズの練習をしていると、知らずに「木や植物の生命力」を自分自身で培っていることになります。
それが、「本来の自分」に近づくので、だからヨーガはこれほどまでに世界中で長い間、流行っているのだと思っています。
わたしは、ヨーガのポーズを、見た目の良し悪しや、ポーズの完成度で指導しません。
そのポーズをしているその体が、そのポーズからどんなエネルギーを感じて受け取っているのか、を感じていただきますので、形や柔軟性は二の次です。
私自身がヨーガのアーサナをしているときは「木や植物の生命力」と同じエネルギーをはっきりと感じます。
大地と天の間に、堂々と生きる生命力を感じます。
その経験を、クラスの中ではシェアしています。
同じように、ムーブメントメディスンでも、ダンスを習うのではなく、自分の中から沸き起こるエネルギーを動きにしていきます。
そこには、地球の要素と同じ、5つのエレメント(地・水・火・風・空)が存在します。
自分は水であり、火であり、風であり、大地である・・・・ということを、頭(マインド)を超えたところで受け取り、理解するからこそ、体の動きが生まれてきます。
そのとき、あなたは、「内なる自然」と繋がっています、だからこそ、説明できない心地よさを覚えるのでしょう。
そして、ツリーオブライフ、という素晴らしい瞑想法で踊ることで、
私たち地球の上に住むすべての命が持つ、本来のエネルギーに立ち戻ることができます。
木も花も動物も昆虫も鉱物たちも、すべて天と地の恩恵を受け、大地に支えられ、天に向かって開かれていきます。
それは、地球上に住むすべての命がそうなのですから、同じ地球上に住みながらにして、人間だけが、違うものなのだ、とは私は思いません。
人間だけが特別ではないのです。
人間も、ほかの生物たちと同じように、地球に住む家族であり、大地に支えられ、天に向かって開かれて生きているのです。
それが、自然な生き方なのです。
その自然から遠ざかり、不自然に生きていくから、体と心にアンバランスが生まれてくるのです。
ヨーガでもムーブメントメディスンでも、わたしが伝えたいことは「内なる自然」と繋がることなのです。
それが、結果的にもろもろの改善や解放に繋がっていくのです。
個人的なことを話しますと、いま、実はわたしは、自分自身を豊かにする、充電の時期に入っていると感じています。
自分の人生・生活を通して、「内なる自然とつながる」ということを、ポジティブとネガティブと様々な感情を持つ自分を通して、日々、研究しながら過ごしています。
わたしには、たくさんの経験があり、そして、シェアしたいこと・分け与えたいことがたくさんあります。
ご縁のある方々に、これからも、よりシェアし続けて行けれるように、いま、充電期間に自分自身をみつめています。
今も昔も、わたしの望み・夢は「世界の平安」であって、
そこに向かって、私がこの命と経験と人生を使って、どう現わして行けれるのか・・・・この溢れる愛をどう使って行けれるのか・・・・
そんなことを熟考しながら、自分と共に過ごしています。
私はかなり(よい意味で)頑固なので、自分が「よい」と思ったことしか人にはお勧めしません。
だから、人から聞いて「あれ良さそうだってよ〜」みたいに、信ぴょう性も信頼もない形で、人に伝えたりしません。
そして、テレビや動画からの情報や、誰か知らない人が書いた本の情報を、簡単に鵜呑みにはしません。
いったん、自分の中に落としいれて、そして、自分自身が納得し、腑に落ちて、共鳴すること・人・ものしか、人にお勧めしません。
それを前提に・・・
わたしは、わたしのクラスを自信をもってお勧めします。
そこには、私だからこその良さがあり、それは、自分の経験をもってシェアしたいことだけをシェアしているので、
だからこそ、自分自身を信頼しています。
誰かよりも優れているとか、秀でているとか・・・そういうわけではなくて、皆それぞれ良さがあり役割があるように、私は私の良さがあり役割があって、それを真摯に貫いています。
もちろん、わたしは完璧ではありませんし、たくさん間違ったり、判断を誤ったり、知らずに人を傷つけてしまったり、勝手に自分が傷ついて相手を悪者したり、たくさんの間違いを犯します。
でも、自分を許します。
わたしは完璧を目指していません。
でも、その時々のベストを目指します。
起こってしまったすべての間違いや過ちは、とはいえ、その時々のベストであり、後からジャッジしたとしても、それ以上でもそれ以下でもない、だから、わたしは、自分自身の過ちを赦すことで前に進むことを選択します。
そして、自分自身と向き合うことや、自分の夢を形にしていくこと(無から有を作る)や、きちんと言葉にして伝えていくこと、人と人との理解を深めていくことで自分自身の理解を深めていくこと、そして、自分の人生をもっての「人間とはなんだ?」というリサーチ・研究を続けて、
その経験をさらに積んでいき、これからも、この先も、自分の提供するものを自信をもって世間にお勧めしていきたいと思っています。
ご縁のあるすべての命たちへ、心を込めて。
To all my Relations.
合掌 ユキ