2018年09月30日

許し合うこと




人に対してね、

許せないことや、腹が立つことや、

なんて失礼な人なんだろう!って思うことや、

どうしてそんな言い方するのかなぁ、って思うことや、

ひどいなあ、

いじわるだなぁ、

悲しいなぁ、なんでかなぁ、

って思うことなどなど・・・



ふと見返してみるとね、

わたしが、過去に、誰かに対して同じようなことを、していたことだったりする。



そうだよな、わたしもこういう態度とったことあったよね、とか

素直になれなかったなぁ、とか

わたしも同じようなひどいことしたことあったあった、とか



必ず、100%に近い確率でね、

わたしも誰かに対して、していたことだったりする。

まったく同じことじゃなくても、似ていたり、要するに同じ、っていうことだったり、

わたしも誰かに対して、

失礼なことしてしまったり、

ひどい言い方になってしまったり、

いじわるな感じになってしまったり、

悲しませてしまったり、

気づかないうちに、または、気づいてもなかなかゴメンって言えなかったり、

自分がされたら不愉快なことを、同じようなことを、ひとに対してしてしまってたんだ、ってことに、気づいたら、



ああ、今まで、その人たちは私のことを許してくれたんだな、

ありがたいなぁ、

という感謝に変わったんだ



わたしが、誰かに対して、

ひどいなあ、

失礼な人だなぁ、

やだなぁ、その態度、

やさしくないなぁ、

悲しいよなぁ、

などなど・・・・

って思うことは、

たいてい、私が、過去に誰かにやっていた、という経験済みのことがほとんど。

だから、「やだなぁ」って思うのかもしれない。

自分をちゃんと学ぶために。

魂は、うまく人間の心理システムを利用しているなぁ。




私の失礼な態度や言動の数々を

過去の誰か(または現在の誰か)は、許してくれているのだから、

わたしも、

やだなぁ、ひどいなぁ、って

誰かに対して思うことがあっても、

許そうと努力しようと思ったよ。

だって、

わたしも、同じようなことを、絶対に誰かにしているのだから。

そして、

人は、許し許されて、生きているのだから。



そして、

その「失礼なひとだなぁ」と思う人には、

その人はね、変えようとしても変わらないんだよね、

だから、

変わってほしい(=なんでこうなのかなぁ、もっとこうなったらいいのになぁ、と思うこと)、と願うのをやめようと思うんだ。

その人の言動で「カチン」とか「チクン」とか「グサッ」とか「ガーン」とか、とか、とか、くることで、

自分が過去にどれだけ人に、同じようなショックを与えてきたか、振り返ることができるし(なぜなら、ほぼ100%わたしも誰かにやってるから)

そして、

どれだけ、そんな自分でも、許されていたのかがわかるし、

だから、わたしも、その人は、それはもうそのままで、私の「気づき」としての存在なのだと

感謝しようと思うの。

ありがとう。



そして、

みな、わたしの間違いを許してくれるのだから、

わたしも、過去の自分の間違いを、許そうと思うの。

完璧ではないけれど、いつでもベストを尽くしていることを認めるよ。

ありがとう。




人間って、すごいなぁ

本当に、無意識に、見えないところで

学びと、成長を、支え合っているんだなぁ。

ありがとう。




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ドロミティ1.jpg











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2018年09月29日

5 TORRIでの世界平和の祈り



5TORRIという名の壮大な岩山群。

ここは、第一次世界大戦の時に基地として使われていたそう。

ミュージアムを見ながら、なぜ戦争をするのか・・・深く深く、考えていた。

この巨大な素晴らしい岩山群とともに、世界の平和を真剣に祈った。



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すべての人が内なる平和につながりますように

世界中のすべての苦しみが癒されますように

神聖なる愛が広がりますように

もう二度と戦争が起こりませんように

私の中の暴力的な思いや、怒りが、活用的な方向に変容しますように



そしてまずは、世界の一部である私自身の人生をきちんと見つめること。

なぜなら、私は「世界」の一部。

世界への祈りは、まずは小さな一歩である「わたし」の人生の責任を持つこと、感じていること、感情、思考、人間関係から受け取るもの、そのすべてに責任を持つこと。

それが、生き様としての祈りだ。


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 15:09| 癒し〜ヒーリング〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

ぶらり旅・世界自然遺産ドロミティ


北イタリア

世界自然遺産 ドロミティ

とても素晴らしいです。

ので、画像を皆さんとシェアしますね。









posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 14:20| ぶらり途中下車(海外)2017年以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月27日

古いネガティブパターンをみつめること



先週のこと。

わたしは、孤独の底に沈んでいる、自分を見つめていました。

それは、少し前からのわたしの個人的なプロセスと繋がっていました。

わたしは、しばしば

「私はひとりぼっちで、誰も私をサポートしてくれないのだろう。そして、みな、私から離れていくのだろう」

という、想いに支配されてしまうときがあります。

それに支配されているときは、本当に確信をもって、「そうなのだ」、と信じてしまうので、

その「孤独の底の罠」にはまってしまっているときというのは、もう、孤独で絶望的で世界でひとりぼっちで悲しくて仕方がない(という幻を見ている)のです。

それは、

わたしの今世の中での、過去の痛ましい数々の経験から、そう、信じてしまっているのもありますし、

また、先祖たちから引き継いでいるカルマでもある、ということを、踊る瞑想・座る瞑想の中での先祖たちからのメッセージで教えてもらい、知っています。



そして、

9月最初に、踊る瞑想の中で、わたしは、さらに自分の先祖と交信をして話をしました時に、先祖のサポートからのヒントで、

その「孤独の底の罠」にはまってしまう自分の、その「罠」の「システム」を自分の中に発見しました。

その罠は、なかなか巧妙で、一見、ものすごく「正当」に見えるので、それが「偽物」だと見逃してしまって、うっかり罠を信じてしまうのですが、

でも、実は、その罠を信じてその罠を使ってしまっているばかりに、わたしは、自分を「孤独の底」に陥れているのでした。




それを発見したわたしは、本当に、びっくり驚きましたし、また、「全部、自分のコミットメントじゃん!」と、気づいて、力が抜けて笑いたくなりました。

発見したからには、わたしは、「その罠にはもうひっかからないようにするぞ!」という意味の、新しいコミットメントを自分で繋げて、

それをもとに、日々の生活の中で自分を見つめながら、古い罠にひっかからないように、新しいドアにつながるように、生活の中で、周りの人々の中で、自分で自分を感じている、そんな自分を感じて、コツコツと「練習」していました。

そのように「意図」すると、「古い罠」に気づくことができます。

人と関わっているときの自分の感情・感覚・思いの方向の中で、「あっち」のほうに行こうとする自分の考え方・思考を発見することができます。

それは、「古いコミットメント・罠」からもう卒業するんだ!と「意図」するから、きちんと気づくことができるんだなぁ、と、人間の意識の影響の強さに感心します。

人間は、意識が向く方向に、きちんと、進んでいきますね。(だから、どちらに意識を向けるのか、本当に気をつけなきゃね)

そして、「わたし」という人間にとって、最善で居心地の良い状態で、人間関係を築けるように、「意図」して、古いパターンを変えていきます。

それには「古いパターン」に気づいた、その都度、その都度、その気づくたびに、根気よく、何度も何度も、「意図」して、「あっち」に行こうとする自分の考え方を、「こっち」に向かせるようにします。

これは、ヨーガのテクニックですね。

自分の「思考」を手なづける。

「思考」は無くならないですからね。 特殊な状態を除いて、普通の生活の中では。

頭で努力しても「無」にはなれないです。 結局、頭で考えているので、無駄な努力です。

「思考」は自分という人生を象徴しています。

思考(スーパーエゴ)に振り回されてしまえば「邪魔者」になってしまいますが、

でも、それを理解すること、そして、手なづけることで、人生を学ぶための「味方」につけることができます。

そして、それに惑わされる・翻弄されるのではなく、「私がボスなんだ!」という威厳を持って、

「古いパターン・自分を不幸せにしている思考」を手なづけて、今の自分にとって居心地の良いパターンを推し進めていく。

古いパターンは、かつての昔の自分にとって必要だったものであり、その時期はもう過ぎたので、必要なくなっているわけだから、いつまでも古いものにしがみついていても、今の新しい自分にとっては、それとともに生きていても幸福にはならない。

だから、「いまの自分」に必要なシステムに塗り替えていく必要があります。

そこには、少し勇気も必要です。

今まで、したことないパターンでやってみる・・・というのは、生活の中での出来事でも、また、心の中のシステムでも、同じように少し勇気が必要なんですね。

だから、「マインド・思考」は抵抗するときがあります。

その抵抗は、身体にまで影響を及ぼすときがあります。

その抵抗を信じてしまうと、振り回されて、やはりまた、同じことをぐるぐると繰り返してしまうのでしょう。




話が反れましたので戻ります。



私は、スピリチュアルなギフトを持っていますが、そうはいってもやはり、人間として生きていますので、日々、自分と向き合い、人生という学びを深めています。

そんなふうに、日々、自分の古いコミットメントから卒業しようと、日々の生活の人々との関係性の中で「練習」をしていたある日。

本当に、痛い、痛い、出来事が起こりました。

「ああ、やっぱり、私は孤独なんだ。」

と思い知らされる(ような錯覚を起こす)出来事。

そして、勇気を出して、「でも、私は助けが必要なの」、と言葉にして言ってみたものの、それもやはり、

「ああ、やっぱり、誰も私をサポートしてくれないんだ」

と思い知らされる(ような錯覚を起こす)結果になり、

「ああ、やっぱり、私が愛を感じる人間たちは私から離れていってしまうんだ」

と思い知らされる(ような錯覚を起こす)、「孤独の底」に、ずぶずぶと落ちていく私を見ました。




でも、わたしは、常に自分を観察する・・・という、日々の中での瞑想を実践していますので、その「孤独の底」に落ちて呻きながらも、

「ああ、これは、テストだな」ということは、わかっていました。

ですので、その出来事の人物を責めることはしませんでした。「つらい」とは伝えましたが。

その人物はわたしのために、その「テスト」を与えてくれたのだと感じましたので、自分が傷ついているのを、その人物のせいにはしません。

そのテストというのは、わたしは、ここ最近のプロセスの中で(古いコミットメントに気づいて卒業するために)「練習」していたことを、まさに、実践して乗り越えるための、決定的なテスト。

練習してきたから、ここで、乗り越えるためのテストがやってきたのですね。

そう気づいていながらも、わたしは「古いネガティブパターンのコミットメント」にいる自分を叱咤して無理やり立ち上がらせるのではなく、(これをするから、卒業できないでずっと苦しむのです)まず、傷ついている「わたし」を、抱きしめ、抱擁し、愛し、よき理解者になるところから始めました。

そして、痛みを抱えている「わたし」を理解してあげたあとで、その「古いコミットメント」から離れるために、何が最善なのか、ということを「傷ついているわたし」と一緒になって考え、それに対して必要なものを与えてあげる。

(これをするには、ヨーガのテクニックでもある「自分の観察者になる」というのが、とても役に立ちます。いや、そのテクニック無しでは無理ですね。)

その時の、わたしは、絶対的に

「私は孤独で、誰もサポートしてくれないし、みな私から離れていってしまう」

という、「偽の真実」から、「わたし」を目覚めさせることが必要でした。

わたしは、お互いの人生のプロセスをずっと見守り合い続け、サポートしあい続けている、魂でつながる人々(ヨーロッパの仲間)にメッセージを送りました。

いま向き合っている自分の古いコミットメントと離れたいこと、その出来事が起こってテストされていること、このテストをどうしてもパスしたいこと、明日、自分自身の古いコミットメントを昇華するためのセレモニーを個人的にするから魂で参加してサポートしてほしいこと・・・・

そんなことを、心を込めて誠実に伝えました。

彼女たちはそれぞれ、ヨーロッパの中の違う国に住む仲間でしたが、わたしの「意図」に深く共鳴をしてくれて、一緒にそれぞれの自宅でセレモニーをすることになりました。

そして、それは、彼女たちにとってもとてもベストタイミングだったようで、その私のシェアリングと、みんなで意識を合わせて行ったセレモニーで、それぞれの心的なプロセスが深まったのでした。

わたしは、「孤独ではない」「真剣に求めればサポートは与えられる」そして、「私が誠実に人生の学びをシェアすると、ご縁のある人々の学びも深まる」という、確たる証拠を与えられ、感動で号泣をしました。




そして、その後も、

「古いネガティブパターンのコミットメント」から「わたし」を救出するぞ!と、強く「意図」して過ごしていました。

そう、

「わたし」を救出できるのは「わたし」しかいない。

でも、それには、サポートが必要ではある。

でも、サポートしてくれる誰かが救出してくれるのではなく、「わたし」は「わたし」しか救出できない。

でも、「ひとり」では、それはできない。

サポートがあるからこそ、わたしはそれをすることができる。




わたしが「意図」して生きていると、出会う人が突然、わたしのハートを震わすようなことを言ってくださったりします。

ヨーガの生徒さんがくださった、何気ない一言が、本当に、わたしの「救出」のサポートになったり、

いただいたメッセージの中から、いつもは気づかないのであろう「ひっそりと隠れた愛」を発見して感動したり、

また、アドバイスもなく、良いも悪いもなく、質問もなく、ただただ、うんうん、と話を聞いてくれることが、自分を見つめることを深めて、ジーンとしたり。

苦しい記憶とともに、こんなふうな癒しの記憶が、繰り返し、行ったり来たり、コツコツと繰り返されて、人間の経験を持つ「わたし」の「古いネガティブパターン」は新しい「希望的なコミットメント」へと、塗り替えられていきます。




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この前の記事に書いた、先日訪れたラッテンベルグという町で。

そこは、パワーストーンのお店がたくさんありました。

アルプス山脈の近くなので、よく採れるのでしょうね。

わたしは「ストーンパーソン」であり、石と会話ができます。

そして、石と交流することで、わたしもとても癒されます。

あるお店で、かわいい石を発見してそれを買おうとレジに持っていきました。

観光客がいる場所なので、英語が通じてよかった。

ドイツやオーストリアはドイツ語圏なので、ドイツ語が喋れない私は、買い物をするときはいつも、ドキドキします。




レジカウンターでお金を払うときに、ふと、カウンターにあるマグカップに気づきました。

マグカップのふちに、四葉のクローバーがちょこん、とかわいく乗っていました。



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「わあ、かわいいですね!これ!」と、わたし。

感じの良い、昔ヒッピーだったっぽい中年のお姉さんは

「そうなの、さっきあそこで見つけたの。かわいいでしょう」

と言って、しんなりしていた四葉のクローバーを指でクルリン、と開いてくれました。

「写真撮らせて!」とわたしがカメラを向けると

「これは、あなたの幸運のためにここにあるのよ!」とお姉さんは言ってくれました。

・・・・・何気ない一言なのだけれど、お姉さんが自分で探して、自分でみつけて、自分のお店に置いてあった四葉のクローバーを、

わたしの幸運のために・・・・・と言ってくれて、

お姉さんが見つけた「幸運」を、ひょっこりやってきたただの観光客の私にシェアしてくれたことに、深く感激しました。

「ありがとう。あなたの幸運のため、そして、わたしの幸運のため、ですね。」

と、わたしは、ありがたい気持ちがいっぱいで言い直し、お姉さんとふたりで微笑みあいました。




なんてことない、小さな出来事でしたが、「古いネガティブパターンのコミットメント」から自分を救出する!という「意図」を持った私が引き寄せた、

素晴らしいプロセスだったな、と感激で胸がいっぱい、涙が出ました。

感動したので、ここでシェアしたくて、書きました。

そんなふうにして、「意図的」に生きることで、より自分を深く理解していき、

自分への理解が深ることで、よりこの世界にグラウンディングして、

地に足をつけて、生きていくことへの助けになるのだと思います。




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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 02:25| 内なる豊かさへのシェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月26日

ガラスアート体験





パートナーのお姉さんからサプライズギフトをいただきました。



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ミュンヘンから車で2時間半ほどの場所、国境を越えたオーストリアのラッテンベルグという場所で、

ガラスアート体験を、プレゼントしてくださいました。



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この土地は、ガラスアートが有名なのだそう。



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わたしが体験したものは、ふーっと、ただ吹かせてもらうだけのシンプルなものでしたが、

4人で行って、それぞれが体験して、写真を撮りあって、とても無邪気に楽しみました。



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日本から離れて暮らしているわたしの、文化的な悩みや、日本にいる母が心配なことや、軽い愚痴なんかを、

本当の家族のようにとても親身になって聞いてくれて、一緒にいると本当にハートが暖かくなります。

ありがとう。


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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 21:50| 今日の感謝☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

【合宿】ヒマラヤリトリート その13(完・ヒマラヤからの祝福)



【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】




ヒマラヤでの最終日に、月に向かって泳ぐ、ドラゴンが現れました。

私の持つドラゴンとは違う龍でした。



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ヒマラヤはこれまでで最高の夕焼けを空に描いてくれました。

私の信念・活動が正しいことだ・・・と伝えてくれているようで、感動で涙が止まりませんでした。



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同じ日にひとりの男性に出会いました。

アフガニスタンの戦いで負傷し、2カ月間デリーで入院した後、瞑想するためラダックに訪れた男性でした。

彼は私にとっての平和へのメッセージでした。

私たちは言葉ではないところで愛と平和の波動を交わしあいました。





胸がいっぱいになり振り返ると、ピンク色に染まった岩山とお月様が私を見つめていました。

たくさんの、たくさんの、たくさんの、祝福を感じました。

涙が止まりませんでした。



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今回のヒマラヤでも、出会った人々、起こった出来事が、すべて奇跡でした。

これから先のわたしの人生へ向けて、まさに、古いパターンが崩壊して、新しい種を植えた旅でした。

人生は「死と再生」の繰り返し。

そして、魂の学びをし、わたしは成長していく。

人間として生きているって、なんて美しいんだろう。

本当に、すべての出会いと、ご縁と、出来事に、感謝ばかりです。

ありがとう、ヒマラヤ。

ありがとう、日本のみなさん。

合掌

(レポート・完)




posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 01:00| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

【合宿】ヒマラヤリトリート その12(おまけ・砂丘へ)





【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】



ヌブラバレーへと、車で向かいました。

車で行けれるポイントで世界で一番、標高が高い場所。

酸素が薄く、歩くのも大変でしたが、生きている自分の身体がよく理解できて、

その「困難さ」も、「いま・ここ」に意識を向けることができ、心が静かになりました。



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日常では、なにも気づかずに生きていますが、

標高の高い場所では、身体の変化がとてもよくわかり、

この肉体が、どれだけ偉大なお仕事をして命を支えているのかがよくわかります。



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砂丘では、素晴らしい出会いがありました。

イスラエルの男性との出会い。

彼は、真剣に平和について考えるユダヤ人でした。

3人での中でいくつかの火花が散って、そして、因縁が癒され、統合されていきました。

その後、偶然にもイスラム教のインド人男性が加わり、わたしは、「この出会いは世界平和への導きだ」と感じました。

繊細な部分ですので、ネットにはあまり詳しく書きませんが、今度、実際にお会いしましたかただけに、その流れになりましたらお話をしたいと思います。

その時、即興で演奏した祈りが、これです。


http://yukismyogaism.seesaa.net/article/461226804.html






そして、その直後、

砂丘で、ハプニングがありました。



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わたしは、実は、大切な、大切なものを、砂丘で失くしてしまい、

大泣きしながら、そのエネルギーを解放するために、砂丘の上で踊り、ドラムを鳴らしました。

大切なものを失くしてしまった・・・・ハプニングは、

なぜ、それを「大切」だと感じていているのか・・・・という起因につながり、

そして、それを失くしてしまったことで、わたしの中のその「起因」とダイレクトにつながり、

その「起因」にまつわる、過去に起こったたくさんの悲しみや、苦しみが、あたかも「いま」やってきたかのように、降りかかってきました。

これまで、私の中にあった、さまざまな「未開放のエネルギー」を、号泣しながら、ドラムとダンスで解放して、癒しにつないでいきました。

砂丘の上での、本当に尊い時間でした。

素晴らしい、魂の学びとなりました。



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人間は、死ぬまで人生を学んでいく。

インドは、いつでも必要な魂の学びをさせてくれる。

その都度、そのたびに、その時のわたしの「学べるレベル」で、気づきと学びがすごい。

わたしにとっての、魂の故郷・特別な場所です。









posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 15:41| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月18日

「違いを認める=豊かさにつながる」という体験




週末の3日間に、ドイツのアシャッフェンブルグという町を訪れました。

ミュンヘンから電車で3時間ほどの土地。

知り合いのドイツ人から、プライベートヨーガの依頼がありまして、小旅行を兼ねて訪れました。

日本人とドイツ人の混合のグループヨーガのクラスは行っていますが、こんなふうに、ドイツ人にプライベートヨーガを提供するのは初めてのことでした。

生徒さんは、不眠症の心理カウンセラーの奥様と、突然、耳が聞こえなくなってしまった歯医者さんの旦那様への、ヒーリングヨーガ。

お二人とも安定した生活をされて、それぞれがご自分で会社を運営されているリーダー的存在。

プレッシャーも、ストレスも、とても大きいそう。

わたしの提供するヨーガは、ヨーロッパの「エクササイズ的なヨーガ」とまったく違い、とても瞑想的であり、魂レベルでのヒーリング効果が高いので、

初めてお受けくださったお二人は、大変驚かれて、そして、その効果にとてもとても感動してくださいました。

そして、奥様のほうは、ずっと不眠症だったのですが、その日の夜からぐっすりと眠れるようになったそうです。

これまで体験したヨーガと全く違うスタイルだったから驚いたけれど、ヨーガをエクササイズではなく、こんなふうにスピリチュアルな観点で提供するのは素晴らしい目覚めだ、とホメてくださいました。

ドイツ人はあまりお世辞を言わないですし、本物志向ですし、嫌なもの・NO!は激しくNO!なので(NO!とあまり言わない日本文化の私は、このドイツ文化はとても強くて、繊細な私は最初、かなり傷つきましたよ(笑) でも、私は強くなった。)、彼女がとても褒めてくださったのは、本当に本心からなのだと思います。

私の活動について、ドイツでも、必要な人たちに提供していってもらいたい、特にリーダーや上に立って指導する人たちに提供していってもらいたい、応援している、サポートしたい、とおっしゃってくださいました。

本当に、本当に、ありがたいご縁です。

まだ、おっかなびっくりな感じで歩み始めたばかりの、わたしのドイツでの活動。

わたしは自分の持つ独特な才能である「宝物」を、全面的に信じているのは間違いないのだけれど、

わたしも人間なので、未知の世界に飛び込むのは、やはり少なからず恐れもあり、緊張するし、時には逃げ出したくなるときもあります。

でも、わたしが選んでここ(ヨーロッパ)に来たのだから、この人生の流れは、わたしの成長につながるのだろう・・・と、信じます。

おっかなびっくりな、子供のようなわたしの「恐れ」を、見たことないもの・ことを経験する「好奇心」に変えていくよう、意図していこう。




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ドイツ人のご夫婦は、定期的なスカイプヨーガと、時々また招待してくださっての対面ヨーガのご希望をくださいました。

ご夫婦のわたしへの賞賛は、未知なる世界に一歩一歩、歩いていくわたしの、足元を固めてくれる「自信」を与えてくれました。

本当に、ありがたかったですし、ホッとしている自分を感じたことで、「ああ、不安だったんだな」ということに改めて気づき、

不安な中でも、しっかりと「中心軸」を保とうと、本当に努力している、健気な「ユキ」の姿を第三者の目線から見たような気持ちになり、

なんて頑張っているんだ、一生懸命、誠実に生きている「ユキ」を愛いっぱいで抱きしめたい気持ちでした。



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ヒーリングヨーガのあとに、森に散歩に行きました。

ドイツ人は、全体的にみんな、本当に自然の中を歩くのが好きです。

この日も、5時間くらいはのんびりと、お話をしながら歩きました。

ヨーガを受けてくださった奥様のほうは、わたしのことを気に入ってくださったようで、わたしに興味津々でした。

森の中の木々に白と赤のマークがいたるところに記してあって、これは、「この道で間違いないですよ」という森のサインだそう。

日本だと、そういうサインには、布が木の枝に結ばれてたりしますよね。



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私にとってはこれは、日本の旗です。

なので、わたしは、とても馴染みがありますし、この旗から「母国の愛」を感じますので、ドイツの森で「日本の存在」に出会って、わたしは一人で勝手に盛り上がっていました。

心理カウンセラーであり、セミナーリーダーである、ご夫婦の奥様のほうが、その私の反応を見て、来週のセミナーのプレゼンテーションに、わたしの話を使う、と提案しました。



それは、

「ひとつのもの」も、その人の経験や人生のバックグラウンドによって、まったく違う価値になる・・・・ということ。

わたしにとっては、この白と赤のサインは、とても気持ちが安心して、まるで自宅に帰ったかのようなリラックスする感覚を感じさせてくれますが、

馴染みのないドイツ人にとっては、ただの白と赤のサインであり、なんの感情もないのですね。

目に映るもの、経験している、すべては、「自分目線」で判断・分析して、受け取って・感じている、ということ。

ということは、「自分にとっての常識(真実)は、他者にとっての常識(真実)ではない」ということ。

そいういった目線で、人生のすべての出来事をみつめてみると、

誰が悪いでもないし、自分のせいでもない、誰が良いでもないし、自分が優れているわけでもない、

みんな、ただ「違う」というだけであって、「違っていい」んだ。

その「違い」を、理解しあうこと、その人の気持ちになってその「違い」感じてみることは、

自分にとっての「常識」の枠を広げて柔軟になっていくことだし、自分自身がさらに豊かになっていくこと。

そこからは、相手へのジャッジも、自分へのジャッジも生まれないから、「違い」ながらにして「調和」が生まれる。



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どうしても、「周りと同じじゃない=よくないこと」と感じてしまう、日本の文化が、私の中に染みついているのを、ヨーロッパにいると感じます。

アジアの他の国いるときは、ほとんど感じないのですが、ヨーロッパにいるととても大きく感じます。

それが、日本にいる時はまったく気づかないけれど、ヨーロッパに住んでいるととてもよくわかりますし、それが、どれだけ自分自身を邪魔しているかもよくわかる。

そして、「わたしと違う意見の人がいる=否定された!=傷つく=私ダメなの?」と感じてしまうのも、とても自然に起こっているのをみつめています。

これは、日本文化で浸み込んでしまっている、まったくのウソの情報です。

「違い」を認めて、「理解する」ことで、「豊かさ」に繋がっていく・・・・ということを、

日本人のわたしとして、日本のかたがたに、シェアして伝えていきたい。

そんな体験をしています。



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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 19:16| 癒し〜ヒーリング〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

ムーブメントメディスン準ティーチャーになりました


約1年半のイギリスとヨーロッパでの濃く、深く、実りある、尊いトレーニング期間を経て、

10月11月に、ドイツから日本に戻ってまいります。

この頑固なわたしが心底、素晴らしいと認め、惚れ込んでいるムーブメントメディスンを、

わたしの一番ご縁の強い国・日本からオファーをスタートしていきます。

(一番最初のクラスは(大阪府和泉市)、ご縁のあるヒマラヤの子供たちへ全額寄付になります。)

日本の各地で開催させていただく機会に恵まれたのも、たくさんのかたの温かいお手伝い・愛あるサポートのおかげです。

本当にありがたく、心から感謝しております。

スピリチュアルヒーラーであり、

日本シャーマンの子孫であり、

ヒューマン探求者である、

わたし、ラクシュミナラヤニ ユキだからこそ提供できる、

「ユキ個性さく裂」な、特別で、尊い、アルケミーな時間を、日本のみなさんにお届けできることを、

心から、魂から、感激しています。

日本滞在中のすべてのイベントスケジュールはこちらです。
http://yukismyogaism.seesaa.net/article/461294678.html

海外にいるからこそ、日本のことがとてもよく見える。

日本をもっと盛り上げたいの!

愛してます!日本!



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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 05:12| ムーブメントメディスン・シャーマニックダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

【合宿】ヒマラヤリトリート その11(おまけ・ゴンパ巡り)



【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】



リトリート合宿終了後、ゴンパ(僧院)巡りをしました。

素晴らしかったので、おまけでアップ。

皆さんにもエネルギーをシェアしますね。




アルチ僧院

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リキル僧院


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バスゴー僧院


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ディスキット僧院

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とにかく、景色が素晴らしい。

地球に生かされていることが、肌で感じられて、感動の嵐でした。


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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 21:10| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

【合宿】ヒマラヤリトリート その10(名残惜しい終了)



【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】


たくさんの様々なプロセスを経て、ラダックリトリートは満悦で終了しました。

ゲストハウスのスタッフともとても仲良くなり、毎日、みなさんが楽しそうにインドの方々と交流しているのを、

とても微笑ましくみつめていました。

そして、リトリートの日程が進んでいくについて、参加者のかたがたのハートのつながりが強く、深くなっていくのも、

とても温かい気持ちにさせてくれました。



最後は、みなさん離れがたかったらしく、あらかじめ予定していたことをわざわざ変更して、ほかの方々と一緒に過ごされたかたがたもいらっしゃいました。

それだけ、名残惜しかったのですね〜。

主催者として、感無量です。




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やはり、人間と人間のあいだでしかし、育まれないものがあり、それはいろんな形をした「愛」なのだ、と感じます。

相手を通して自分を見つめる・・・・実際、それしか自分を見つめる方法は存在しないと思うのです。

ですから、友達どおし・・・・で旅行するのではなくて、こうした「リトリート」というかたちで、そこにフォーカスした人々と共に、自分と向き合う時間を作るのは、

本当に有益で価値のあることだと感じています。

私自身も、一年のうち何度もリトリートに参加しています。

ここ最近ではイギリスやヨーロッパ各地でのムーブメントメディスンのトレーニングが多いですが、

毎回、毎回、ひととの関係性を通して、すべての自分をみつめられる、素晴らしい機会です。

一人旅も、現地の人やほかの旅人との出会いがあったりして、とても素敵なのですが、

一人旅では得られないものが、あります。

加えて、友達同士でする観光だけの旅行と違い、リトリート(少なくとも私が開催するもの、そして、私がプライベートで参加するもの)は、

ただ、のんびりするとか、はめをはずすとか、そういった目的ではなくて、自分自身の人生の向上につながっていきます。




ラダックでのリトリートはまた開催するかどうかはわかりません。

すべては、タイミングですので、最初で最後かもしれないし、また、違う内容でいつか行うかもしれません。

まったく未定です。

今回のラダックリトリートに参加したかったけれどできなかった方、

今年2018年は秋に沖縄・石垣島で行いますのでどうぞご参加ください。

わたしがドイツに住居があります関係で、日本国内で行うリトリートは、これからそう頻繁に開催できないと思いますので、

チャンス・タイミングを逃さずに!

日本国内でのリトリートは、パスポートもビザの手配も必要ないから、ラッキーですね。

こちらが、記事になります。
http://yukismyogaism.seesaa.net/article/461021578.html








posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 16:04| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

心のフィルター



愛だけ、受け入れる、というフィルターを持とう。

どんなに腹が立つ状況だったとしても、

必ず、そこには愛が存在する。

わたしたち、一人一人は、愛が源となって存在している。

自分にとってどんなにイジワルで、失礼で、納得いかない誰かに対しても、

人間がかかわることのすべてには、必ず、根底に愛が存在する。

愛だけ受け取ることを決意する。

その人に、その状況に、腹が立っているのは、自分の投影だ。

それは、自分の人生の過去の経験からくる「思い込み」にすぎない。

「思い込み」は思い込んでいるだけであって、真実ではない。

思い込みという名の、眼鏡で見ているようなものだ。

実際のところ、

どこにも、かしこにも、必ず愛は存在する。

愛ではないものは、真実ではないから、

偽物の「事実」を、うのみにして信じないこと。

人間関係の中で、悲しい気持ちになっても、腹が立っても、納得いかなくても、

その根底にある「愛」を認めて、それだけ信じよう。

人間関係の中で感じているネガティブな思いは、

ほとんどの場合、自分がなにかを、その相手に投影しているからだ。

世界には、愛が溢れているんだよ。

人はみな、愛なしでは、生きて行けれない。

わたしたちは、愛でできているんだ。

その目線で人と接してみようか。

すると、すべての人間関係での葛藤や悲しみや怒りや居心地の悪さが、学びとなって、

それを冷静にみつめること、一歩さがって自分自身を観察するという行為そのものが、

深い学びとなり、あなた自身への癒しとなり、さらなる「あなたへの深み」となっていくんだ。

そして、愛を信じて、それをみつめる、そんなあなたのその存在そのものが、

世界への癒しへつながっていくんだよ。



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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 22:24| 内なる豊かさへのシェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

ムーブメントメディスン プロトレーニング



ムーブメントメディスンのプロフェッショナルトレーニングのため、再びイギリスに来ました。

約1年半の準備トレーニングを経て、いよいよプロフェッショナルトレーニングです。

あの特殊で特別なコミュニティーのなかで、

いろんな側面の自分と向き合い、自分を学び、

自分を理解し、自分を癒し、

愛のままでいることを学ぶ・・・、

とても楽しみです。




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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:04| ムーブメントメディスン・シャーマニックダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【合宿】ヒマラヤリトリート その9(岩山の登山瞑想)




【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】



早朝、朝日が昇るころ。

岩山への登山瞑想を行いました。

わたしの大好きな大好きな瞑想法です。



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朝日にゆっくりと照らされて行く山々。

眼下見えるインダス河。

大きな青い空に、流れゆく白い雲。

チベットの旗のカラフルな色と、赤い岩山の絶妙なコンビネーション。

身体を酸素にしっかりと馴染ませながら、一歩一歩、確実に足を進めていきます。

会話をしないサイレント瞑想で登ることで、

より、自分の身体を感じ、呼吸の音や、心臓の振動、ほかの人の足音や、鳥の声、動物の声、

自分の内側の声、心の動き、思考の揺れ、

すべてが、より繊細に、鮮明になり、

この大いなる地球の中に存在する「わたし」の存在感を大きく受け入れていきます。



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最高です。

また、ここに登ることができてよかった。

そして、日本人のかたがたを連れてくることができて、本当によかった。



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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:37| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

ラブパラドックス



恐れは、愛から生まれて、愛が起源となることがある。

誰しも、愛されたいし、愛したい。



でも、失うことが怖くて、

愛することも、愛されることも、拒んでしまう。



それは防衛本能なのか。

拒んでいるのは自分なのに、

愛がほしいと、叫び続けている。



愛がほしい。

でも、もしも失ってしまったときの「痛み」への恐れも増幅する。

そして、自分を守るために、愛に気づかない振りをする。

失うのが怖いからの受け取らない、という選択をする。

そして、

愛がほしいと、願い続ける。

無意識に拒んでいるというのに。




愛って厄介だ。

愛そのものはとてもシンプルなのに、

人生というやつはそれをわざと複雑にしている。



小さな子供から、愛を学ぼう。

彼らはとてもシンプルに、愛と接している。



動物たちから、愛を学ぼう。

彼らは裏も表も、エゴも期待もない。



植物・鉱物たちから、愛を学ぼう。

彼らは存在するだけで、愛そのもの。



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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 11:16| 詩的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【合宿】ヒマラヤリトリート その8(ヨーガと瞑想とムーブメントメディスン)



【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】




今回のWSで行ったヨーガと瞑想とムーブメントメディスン。

皆さんの体調を見ながら、プログラムをその時々で決定して、リトリートを進めていきました。

リトリートが後半に近づくにつれて、みなさんのプロセスも深まっていくのが、とてもよく感じられました。

そのときに、必要なワークを必要なタイミングで提供させていただきました。



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シェアリングの時間は、私自身が皆さんにとっての手本となる・・・・という意味も含めて、

わたしの個人的なシェアリングを、まるで参加者のひとり・・・のような気分で、させていただきました。

人間たちのコミュニティの中で、どのように周りの鏡から自分の内面を見つめていくのか・・・・

他人から感じていることを、他人からの言動から感じたことを、その人のせいにせずに、

それを、感じている自分とどう向き合っていくのか・・・・

などなど、「わたし」という人間を通して、そのテクニックを知っていただきたくて、

私自身も、真剣に自分と向き合っている体験を、参加者の皆さんにシェアさせていただきました。

思い返せば、わたしはシェアリングのときは、毎回、真剣に涙を流していたように思います。

涙は、悲しみではなく、魂が癒されるときに流れ出るヒーリングウォーターです。

こんな「繊細な側面のわたし」を、生徒さんに見せるのは、これまで、あまりなかったことかもしれません。

そして、この「繊細な側面のわたし」を、生徒さんたちに見せれるくらい、わたしの力が抜けている・・・・というのは、わたしの成長だなぁ・・・と感じ、喜ばしいコットだと感じました。




わたしが感じる、日本人に必要なところは、「きちんとYes と No を伝えること」です。

「人に自分の意見を伝える」ということは、「自分がどう感じているのかをしっかり感じ取っている」ということ。

人に伝えようとするときには、自分と向き合わなければ、伝えることができませんから。

黙ってしまう・・・、YESもNOもなにも返事をしないでいる・・・、曖昧にして濁す・・・・、という、日本人にありがちな行動は、

いざこざは起こらないかもしれないけれど、そこには、成長も起こりません。

相手を傷つけたくない、自分が傷つきたくない、ジャッジされるのが怖い、嫌われたくない・・・・などの理由から、自分の意見を言うことが難しいときがあります。

わたしも、もちろん、あります。

それは、優しさから起こるのだと感じますが、そういったことが習慣となっていることで、結果的に、自分自身とつながることがわからなくなってしまって、自分がなにをしたいのかわからなくなってしまう。

これは、すべて、わたしの経験からの言葉です。

わたしも日本人として日本に生まれ、日本文化で育っていますから、どっぷり、日本人。

海外でのたくさんの経験から、「シェアリング」の大切さを知り、わたしはとても成長しました。



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ラダックに滞在中のある日。

同じゲストハウスに滞在していた、ドイツ人とフランス人を、ムーブメントメディスンのクラスに誘ってみました。

興味を示してくださり、そして参加してくださいました。

日本、フランス、ドイツの3つの国の、エネルギーレベルでの異文化交流となりました。

これは、参加者の方みなさん、なかなか、できない経験だったでしょう。

言葉ではないところで、わたしたちは異文化交流し、エネルギー交換し、そして、調和していきました。

感動的でした。

平和って、こうやって、お互いが認め合い、許しあい、受け入れあうことで、溶け合っていくことなんだな、と実感しました。

こうやって、一歩一歩、小さなことですがコツコツと、世界の調和へ向けて、わたしのできることを続けていきたいです。



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残念ながらヨーガクラスと瞑想クラスの写真は撮影していませんが、

ヨーガ・瞑想クラスの静けさの中でのワークも、

ヒマラヤのエネルギーが染み入るような、本当に素敵な時間となりましたよ。








posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 00:50| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする